マダガスカル産のコパル、ヤングアンバーです。その名の通り若い琥珀で、2〜100万年前に出来た琥珀の事を指します。それ以前の物を琥珀と呼び、今はバルト海沿岸産やドミニカ、スマトラ産等を良く見ます。琥珀のもとになった樹木ですが、“樹脂”というと、“松ヤニ”を連想します。しかし、実際に琥珀のもとになった樹木は広葉樹から針葉樹までさまざまです。時代によっても、もとになった樹木の種類は異なり、現生の樹種もあれば、絶滅した樹種もあります。また、産地によって琥珀の色には多少の特徴が見られます。古い琥珀はミャンマー産のバーマイトと呼ばれる琥珀と思っていましたが、現在知られる世界最古の琥珀は、古生代石炭紀の約3億年前のもので、イギリス・シベリア・アメリカで発見されています。以外にもスイス産の琥珀も最古の琥珀だそうです。虫入り琥珀としてはレバノン産が最古で、中生代白亜紀前期(約1億2500万年前)のユスリカの仲間などが報告されています。次いで古い虫入り琥珀は日本の千葉県 銚子産で、白亜紀前期(約1億1000万年前)のハチやハエの仲間が報告されています。琥珀はもとは流動的樹脂なので、この分泌時に周辺に棲んでいた昆虫を包み込んで化石化した"虫入り琥珀"がしばしば発見されます。琥珀中の化石には昆虫のほか、トカゲやカエル・鳥の羽・カタツムリ・植物をはじめ、太古の水や空気なども見出されるそうです。注意したいのは、琥珀樹脂で固めた昆虫や動物の琥珀で、人工的に作られた物が有ります。このマダガスカル産ヤングアンバーにも結構大量に虫が入っています。蟻等が見られますが、探せば違う種類の虫が見つかるかもしれません。Near Nosy Vatavavy Fivmvinany, Madagascar135.1×59.5×55.2mm 91.42g#琥珀#アンバー#コパル#ヤングアンバー#マダガスカル#バーマイト#バルト海#ドミニカ#スマトラ#虫入#蛍光#樹脂
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商品の状態 | やや傷や汚れあり |