商品詳細
池波正太郎の食卓
佐藤 隆介 / 近藤 文夫 / 茂出木 雅章
新潮社 2001
和食は銀座「てんぷら近藤」主人、洋食は日本橋「たいめいけん」主人が担当し、亡き師の思い出を綴った文章が毎月の料理を飾る。「食べることへの情熱」を抱き続けた作家の個性豊かな食世界を味わい尽くす。
カラー写真満載。
「旨い」と人をうならせることとは、素材・組合せ・お腹に入れる舞台があって、手を加える料理人とその意欲、そして美味しいを味わえる人が揃うことが肝心なんだと伝わってくる本。
文庫本にもなってはいるけれど、サイズ的には単行本が料理の写真・雰囲気、読みやすさで手に入るならお勧め。
ある時期深く仕事を共にした佐藤隆介が池波世界への案内役で著者だが
近藤、茂出木両料理人の池波への思いを、もう一度素晴らしい料理の形で出して貰った趣向に読者に池波の「旨い」への思いを上手く伝える。
著者本人の料理の好き嫌いの部分もあるが、気になるほどでもなく、池波好みを作りながら嬉しさに生き生きと躍動する料理人の雰囲気が、清々しく伝わる好著。
著者は、10年間にわたって池波正太郎の「書生」を務めた人物。といっても、住み込みではなく通いで様々な雑事をこなしていたらしい。フランス旅行等にも同行したという。
本書は、和食の近藤文夫氏と洋食の茂出木雅章氏の協力を得て、池波正太郎の好きだった食事を再現したものである。月ごとにメニューが考えられ、たとえば5月の和食なら、なまり節が使われ、7月の洋食なら、ジャガイモをメインにつくるといった趣向を凝らしてある。
メニューは、池波の小説、エッセイ、日記、また佐藤氏が身近に確認してきた思い出から選ばれている。
佐藤氏の文章、料理の写真、池波の文章の引用、レシピという構成でつくられており、池波ファンにとってはたまらない一冊だろう。
カラー写真が多用されているのも嬉しい。
和食と洋食とで、まったく違った雰囲気になっているのも読みどころだろう。
カバーに少しスレが見られますが中はとてもきれいです。
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商品の情報
カテゴリー: | 本・雑誌・漫画>>>本>>>その他 |
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商品の状態: | 目立った傷や汚れなし |
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