明治薬科大学の前身である明治薬学専門学校(1902~1948年)の同窓会誌です。昭和4年1月号~昭和5年12月号まで( 第122号 から 第144号、123号は欠)の2年分と昭和5年度会員名簿の計23冊になります。内容は現在の一般的な同窓会誌よりも学術誌寄りで固い内容が多いです。・当時の最新の知見に当たるホルモンや神経生理学、寄生虫学などに関する講演録・麻薬管理などの行政通達に関する記事と一覧表・新薬に関する記事・配属将校による代用品・不用品利用の記事・医薬分業に関する社会的活動や医師との格差に関する嘆き・啓蒙的な内容の会員コラム・新卒生の就職支援(就職難の時代であったため)・西欧諸国の視察と薬学教育の比較についての連載・剛堂先生(学校設立者の恩田重信氏)の連載、霊魂談・各支部からの報告(台湾、朝鮮、樺太、南洋を含む)・医薬品や薬局備品関連の広告・東京女子薬学校(東京女子薬学専門学校)の合併に関する混乱と顛末・会員消息などが載っています。出品者が通読した限りでは、ページの破れや脱落はなく、汚れや張り付いて読めないといった箇所もありませんでしたが、全体的に黴臭く水に濡れた跡もあります。値下げしました
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カテゴリー | 本・音楽・ゲーム > 本 > その他 |
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