大変有名な禅語の一つです。意味はとても奥が深く難しいのですが、時季を問わずお使いになれると思います。【読み】『無 只麼参』*無(む)・・・存在しないこと。禅では、無は執着のないことを指す。*只麼(しも)・・・ただ〜だけ、の意。「慶」は意味のない接尾語。落款は『峨王叟』として印が捺してあります。精拙老師は晩年に「峨翁」と号していますので、それの当て字と思われます。印譜は「峨翁」となっています。共箱は蓋表に「無 只麼参 横物」、蓋裏に「峨王老人」として印が捺してあります。若干の巻きシワがございますが、全体的に状態は良好です。写真でご確認くださいませ。共箱。塗軸。紙本。長さ130.5㎝ 幅59㎝【参考文献】茶席の禅語大辞典 淡交社茶掛の禅語辞典 淡交社▢関精拙(せきせいせつ)*精拙元浄(せいせつげんじょう)明治10年(1877)~昭和20年(1945)室号は青峨室、号は峨翁、元浄という。明治10年兵庫県浜坂に生まれる。誕生してすぐに寺に預けられ養子となる。17歳の時天龍僧堂の橋本峨山の門をくぐり、のち高木龍淵のもとで苦修大事了畢後、浜坂天隣寺、神戸布引徳光院、天龍寺山内の慈済院に住し、大正11年46歳で天龍寺派管長に出世、諸堂復興に尽力する。法嗣に天龍寺派管長関牧翁、妙心寺派管長山田無文がいる。昭和20年、世寿68をもって示寂。#自分だけの茶道具を持ってみませんか#茶道具#掛軸#茶掛#お茶会#一行#御軸#床の間#茶室#インテリア#おしゃれ#茶道#裏千家#表千家#淡交会#古美術#関精拙#精拙元浄#臨済宗#天龍寺#京都#横物#無#和#年中#瀟酒#古美術#硯#墨#筆#文鎮
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