『アラン・ローマックス選集ーアメリカン・ルーツ・ミュージックの探求 1934-1997』編者 ロナルド・D・コーエン訳者 柿沼 敏江発行 みすず書房発売 2007年仕様 A5判/416ページ○天地前とも小口にシミと汚れが少し、カバー上部にシワが少し、見返しに付けられたディスクに多少のスリ傷がありますが再生に影響はありません #AlanLomax #柿沼敏江 ○以下、版元のインフォより抜粋翻訳が切望されていた著作選集。アメリカ・ポピュラー音楽史における最重要人物の仕事がようやく日本語で読めることになった。フォーク、ブルース、ジャズの発展に多大な貢献をし、ワールドミュージック研究に先鞭をつけたアランの行動と執筆の軌跡をたどれば、ポピュラー音楽史観が格段に深まるであろう。ポピュラー音楽愛好家待望の一冊。言及された音源CDを付す。アランは、父ジョンに導かれルーツ・ミュージックの記録と研究を始めた。ローマックス父子の活動がなければ、アメリカの音楽史は異なったものになっていたと言っても大袈裟ではない。合衆国において比肩する者のない存在である。種々の音楽を録音しつつ書き記されたエッセイ、比較音楽文化論、優れたモノグラフはどれも重要なものであり、発表された時期の早さと先見性には驚くばかりだ。アランは、レッドベリー(ブルース)のデビューに立ち会い、ピート・シーガー、ウディ・ガスリー(フォーク)の活動を支え、ジェリー・ロール・モートン(ジャズ)を熱意を込めて録音した。有能プロデューサーとしての彼の言葉は、リスナーの探究心に大きく応えるだろう。○原書に寄せられた推薦の言葉より(抜粋)「アラン・ローマックスがいなければ、ブルースの爆発もR&Bの運動もなかっただろう。そして、ビートルズもローリング・ストーンズもヴェルヴェット・アンダーグラウンドも存在しなかっただろう」……ブライアン・イーノ「彼が探究したのは本当の意味でオルタナティヴな音楽だ。…文化の倦怠を防ぐ一種の予防接種——一番いい意味において僕たちの心を圧倒するような音楽——である」……デヴィッド・バーン「ローマックスはただ収集しただけではなかった。歌い手たちを説得し、その気持ちを変えさせもした。いくつかのヴァージョンを比較して、いちばん重要なものを選んだ」……ピート・シーガー
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