管理番号 | 新品 :20283853037 | メーカー | ハッケバッケのゆかいな動物 エイナー作•画 山内清子訳 世界の幼年どうわ 偕成社 | 発売日 | 2024-12-12 | 定価 | 2,246円 | ||
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カテゴリー | 本・雑誌・漫画>>>本>>>絵本・児童書 | ||||||||
商品の状態 | 未使用に近い |
〈解説文は全て独自で書いております。無断使用はご遠慮下さい。〉★昭和52年(1977年)発行。紙カバー付き★カバー=背の天地にヨレ傷、ヤケ、全体に保管上 のスレ傷、薄く汚れ有。★本体=三方に経年のヤケシミ、薄くやや有り。★★上記以外、本文内目立つシミ汚れ等無く、47年の経年と、対象読者が幼年である事に比して、とても綺麗な状態と存じます。製本も堅牢で、ご愛読に支障は御座いません。 お菓子と、可愛い動物が好きな方なら是非お勧めの本。 小さな子供の、大好き!が詰まった童話です。可愛い動物達に、美味しいケーキやお菓子の描写が満載です。 パン屋を営む、野うさぎのハレプスの作る胡椒菓子、食べたくなること請け合いです! お菓子に胡椒、不思議な気がしますが、どうも旧態のヨーロッパでは香辛料全体を胡椒と総称していたらしく、香料の効いたクッキー、のような物のようです。 挿絵の兎さんを見ても、天パンにクッキーの図柄になっています。でも、胡椒菓子と書いてあると美味しそうですよね! 善良な森鼠のモルテンや、木登り鼠で歌が得意なリッレマンなど、無害な動物ばかりかな?と思うと、意外と悪役も出てきます。 パン屋のお菓子を強奪しようとする狐、鼠を見れば飛びかかるフクロウ、ヤマアラシ。森鼠のモルテンのお婆さんは、数々の危難を掻い潜って、尋ねてくるのです! 無事に着いたお婆さんは、モルテンと美味しい珈琲とケーキのお茶の時間を楽しく過ごしたのでした。 ネズミ達はパン屋へ行くのも命懸け。モルテンは仲間を食べないこと、などの法律を作りたいと、熊の親父さんに相談に行きます。 何と、この法案は可決され、何と狐やヤマアラシにも菜食主義者になるよう決めつけられてしまうのです! ちょっと一方的過ぎるんじゃ、と言いたくなるのは雑食の私。狐は肉食が辞められず、お百姓の家でハムを盗んだりしてしまいます。 ノルウェーの子供達に大絶賛された物語、是非、珈琲とケーキを片手にお読み下さいませ。倍も美味しくなると存じます。(読み終えてから召し上がって頂いても結構です!) 山内氏の丁寧な言葉遣いの、美しい訳文もご堪能下さい。 古い本です。状態は、上記★書きと、画像よりご判断下さい。 古書にご理解のある方との、嬉しいご縁を心よりお待ち致しております。